まぐろ杯パウパー雑感その4~まぐろ杯4戦目+反省+現在の構築~
どうもCUBEです。
最後となったまぐろ杯レポ、4戦目と反省、まぐろ杯を経ての構築をまとめていきます。

最終戦(決勝) 4Cトロン(ぷーやんさん)

・1本目
2ターン目に精神ねじ切り、その後騒がしいネズミを2体キャストし手札ロックムーブを展開。
ディスカードとドローロックで相手もトロンを早めに揃える動きが出来ず、もたもたしているところにアスフォデルの灰色商人による詰めが成功。一本目先取

・サイドボード
なぜかここで「地図も入ってるしプリズムも入ってるから機能しにくい」と判断し、精神ねじ切りをサイドアウト。
冷静に考えて地図もプリズムもそこまで握っておくカードではないのだから中盤くらいに撃ってアドを削げるし残しておくべきだった。
ねじ切りの枠に土地破壊の押し寄せる砂をサイドイン

・2本目
そして案の定ミスサイドが痛手になる。
サイドアウトしてない布告が大して対象が以内にもかかわらずダブってしまい、攻めきれずに時間がかかっている間にとどろく雷鳴を2回キャストされて終了

・サイドボード
布告と死の重みを抜いて精神ねじ切りを戻す

・3本目
1マリで土地が2枚しかないが押し寄せる砂があったこと、そしてダブマリの5枚でアドを稼いで来るトロンに勝てないと思ったためキープ。
土地が2枚の時点で1~2ターン止まるものの、血の署名で何とか沼を引き込み、押し寄せる砂をキャスト。
トロンが揃ってない状態で試合を進めることができたが、相手の生物カウンター、キャントリップ付き生物カウンターで時間を稼がれてしまい再度トロン成立。
1枚しかない塔に押し寄せる砂をキャストするもののカウンターされ、2戦目と同じくとどろく雷鳴をキャストされ敗北。

・トロン戦感想
2本目はサイドミスが無ければワンチャンある盤面と引きだったためトロン相手の練習不足がもろに浮き出た形。
3本目のキープに関してはミスったかとも思われたが実際5枚で土地3枚だとそれはそれで勝てるムーブが見えなかったため引きムラ故仕方なしという結論。
また、やはりミッドレンジ寄りである黒単にトロンはキツイという現実……
パウパーでもお前か!(モダンで被害を受けてるマン


……と数回に分けてしまいましたが以上がまぐろ杯の試合結果まとめでした。

全体の反省としては
・デッキ選択
1週間前の時点で家にパーツが転がってる青単デルバーと迷っていましたが、結局黒単で出て正解だったと思いました。
やはりクロパよりミッドレンジの方が長く使っていたため上手く回せたイメージ。
あとこれは黒単紹介記事でもほんの少し触れましたが、青系デッキはブレストなどの軽量ドローが優秀なおかげで選択肢が多く柔軟性があります。
それは裏返せばいくらでもプレイミスできるポイントがあるということで大して練習していなかったワイが持って行ってもプレイングの差で惨敗したかなと思いました。

やはり黒は最強

・デッキ構築
基本的には問題なかったが、やはり本番までに黒薔薇の棘が届かなかったのは残念。
最初はそこまで必要なカードではないと考えていたのですが、やはり接死で親和の大型生物とも相打ちが取れることやトロン相手でのアド勝負に競って行けることを考えると必要だったなと思いました。

ということで現在の構築はこちら

【クリーチャー】計19枚
クォムバッジの魔女  :4
ファイレクシアの憤怒鬼:4
騒がしいネズミ    :4
墓所のネズミ     :1
黒薔薇の棘      :1
アスフォデルの灰色商人:4
グルマグのアンコウ  :1

【インスタント・ソーサリー】計16枚
精神ねじ切り  :3
夜の犠牲    :2
チェイナーの布告:4    
血の署名    :4
堕落の触手   :2
堕落      :1

【エンチャント】 計2枚
Oubliette    :2

【土地】計23枚
沼(7版)   :19
ボジューカの沼 :2
やせた原野   :2

【サイドボード】
強迫      :4
死の重み    :2
虚無の呪文爆弾 :2
吐き気     :3
押し寄せる砂  :3
黒薔薇の棘   :1

大まかな変更点と理由を以下にまとめていきます
・黒薔薇の棘 メイン1 サイド1
前述したとおりトロンのようなデッキにアド負けしないことと、パワー2以下なら一方的に倒し、それ以上でも相打ちに持っていけるこのカードは必須だったと感じました。
ただ、今回は当たりませんでしたがフェアリー系デッキに当たるとクロックを防ぎきることが難しく、統治者を奪われることが多そうなので使うとしても終盤に1枚キャストするだけで済むようメイン1枚にして強い相手に増やすようにサイド1枚取りました。

・out ゲスの評決3沼1 in血の署名2チェイナーの布告2
ゲスの評決は強力な布告ですが、大体雑なクロックやドレインで勝つ黒単ではライフルーズ1点の価値が低く感じました。
また、インスタントである利点も布告をケアできる相手なら大体先にケアしてから本命を出すので(例外は白カルトーシュくらい?)そこまで感じられませんでした。
そのため、布告の除去はアドを取れるチェイナーの布告の布告にガン振りすることに決定しました。
また、負けかけた試合や負けた試合は大抵土地事故だったため、土地を減らしてマナフラットの確率を減らしつつ、血の署名の増量(と黒薔薇の棘採用)によるドローかさましでマナスクリューの防止を行いました。

・死の重みをサイドに移動
死の重みはエイトグやパンプ系デッキを確定で仕留めることができるためメインに入れていたのですが、予想以上に腐ることが多くほとんどのマッチアップでサイドアウトしていました。
そのため、親和(というよりエイトグ)・感染のようなパンプを用いるデッキや、白単英雄的・エルフといった1マナのタイミングから除去をしないと回り始めるデッキのためのサイドボードに移行しました。

・堕落の採用
黒単信心を使って一番思ったのは「思ったよりフィニッシュ力が低い」でした。
これは黒薔薇の棘の未採用等もあったと思いますが、そもそも灰色商人が派手にドレインするときはそれが無くてもネズミや憤怒鬼のクロックがあることが多く(無論強力なのですが)オーバーキルにならないときのフィニッシュ力があまり足りていませんでした。
そのため、沼さえあれば5~7点程度なら確定でプレイヤー対象のドレインが行える堕落を採用しフィニッシュ力の上昇を試みています。

……と長々と書きましたが実はMOでは黒薔薇の棘が高いせいで棘抜きレシピしか回せておらず、まぐろ杯以降紙では一人回ししかできていないため現時点ではまだまだ改善の予知がある状態です。
※3月7日にトレジャーチェストに黒薔薇の棘再録が発表されたためちょっと下がるかも?そうなったら買います。

最後に全体の感想ですが……まぐろ杯の……大会は最高やな!
会場でお祝いしましたがあかまぐろさん誕生日おめでとう!ワイのカードは読めてもらえたんだろうか(ちょいネタ仕込みだったため会場で読んでもらって感想聞けばよかった。

ということでマグロ杯レポを終わりたいと思います。
(要るのかどうか分かりませんが)全部読んでくれた方ありがとうございました。

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